2017年10月29日

お久しぶりです

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お久しぶりの更新でございます。
お元気でいらっしゃいましたかー?

今日も雨にずぶ濡れになって父のところへ行ってきました。
いつもは玄関前に父の運転する車のお迎えがあるのですが
今日はマンションの理事会に出ないといけないということで
私はバスに揺られることになったのでした。

誰もいない部屋のキッチン、ダイニング、洗面所、お風呂、トイレ
そして全体の掃除機がけをしたら任務完了!

本日の昼食は父がお取り寄せしてくれた『ちらし寿司の頒布会』の
第一回目を頂くことに。

あわびの柔らか煮がのってます。

この商品は本当にうまくできていて、冷凍で届いたものを
まず2分間電子レンジでチン!してその後2時間かけて
自然解凍するのだそうです。

半信半疑でやってみましたがちゃんと美味しく解凍できました。
イクラもちゃんとイクラ然としてます!すばらしい!

任務(諸々の掃除)の合間に解凍の準備をし、たぶんこれだけでは
父には物足りないのでとりあえず出汁をひきました。

今日は週に一度のスーパーの買い出し日なので冷蔵庫には
卵が3個かぁ…野菜もほとんどなく…冷凍庫に冷凍うどんと
干し椎茸を甘辛く炊いたものと鶏肉、刻みネギを発見!

小田巻蒸しにしよう。

うどん入りの茶碗蒸しです。
よく母が冬になると作ってくれてたっけ。

父には小さな丼にたっぷりと。

慌てて作ったのと電子レンジの使い勝手が違ったからか
『ス』が入ってしまったので写真はなし!

でも味は良かったです。
お寿司との相性もばっちり!

父も喜んでくれました。

大満足のお昼でした。
一ヶ月に一度の贅沢な楽しみになりそうです。

今日は今年最後の?台風が通過していきました。
もうさすがに最後でしょうね?

いつもは夕食まで父のところで過ごすのですが、
今日は変則バージョンで買物後に自宅へ戻ってきました。

買い込んできた食材で今からちょこっと煮物でも作りましょうか。
明日は母の月命日ですもんね。
お仏壇に供えてあげましょう。

おかーさん、待っててねー。






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2017年05月22日

父と過ごせば

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この5月の連休に父と壱岐へ行ってきました。
母が元気な頃、

『もう一回行ってみたい宿があんねん』

そう言っていたお宿に父と行ってきました。
父が母と一緒に行った旅をもう一度なぞってきました。

のんびり過ごして帰って来ました。

週末は父のところに通っています。
土曜が出勤だと週に一度の休みがなくなってしまうので
心身ともにキツい時があります。
でもそう思うと同時にこう思うのです。

行きたくても、会いたくてもそれが出来なくなる時がいつか来るんだし。
今のうちだけだし。

母がいなくなって今まで以上にそう思うようになりました。

先日、父の家にてこんなことがありました。

薬局で買ってきたデオドラントボディシートの側面を父がガシガシ
ハサミで切っています。

『あーーーーーっ!何してるの!』

『え?ここから開けるのと違うん?』

『違うってば!上面に開け口があるでしょう?
 ここだったら開け閉めできて中のシートが乾かないでしょ?
 んもーっ!ハサミで切ってしまったら中身が乾いてしまうでしょ!!』

『ああ、そうか』


夕食どきのお話はこんなことが。

食卓用の醤油をスーパーで買ってきました。
一人だし少しでも新鮮に使いたいだろうと
『空気にふれないで最後の一滴まで使える』タイプのものを。

ちょうど食事中に醤油が切れたのでそれの封を
父が開けていました。

ばりっ、がりっ。スポン!

え?今の何の音?
父の手元から目を離していたのでふと見ると…

キャップをみごとに取り外してました。

醤油がしっかり空気に触れてしまいました。。。

『キャップの中に中栓があるんかと思って…』

一度取り外したキャップは元にはめることは出来ませんでした。

『んもーーーーっ!こういうタイプのは
 キャップのフィルムを取るだけでいいのよ。
 何のためにこの容器のを買ったんよー!!』

黙っている父。

ああ。言いすぎた。

ごめんね。慣れないものがどんどん出てきてるもんね。
便利になるのはいいけど、どう開けたらいいのか分からないものも
沢山あるよね。

おかあさん、そんな私たちをどこかで見ていますか?

おとうさん、頑張ってるよ。

おかあさん、そっちにいってからもう一年になるよ。
そちらにはもう慣れましたか?

私はまだ慣れていません。
おかあさんがいないことに。




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2017年04月30日

'17 ゴールデンウィーク

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今朝は目がさめるまで寝て

掃除機かけて洗濯に窓掃除。

そして自転車でお買い物。

ちょびっと豪勢なお弁当買ってきまして…

ベランダでお一人さまランチ。

ゴールデンウィーク満喫。

おかあさん、1年前あなたは生きていた。

来年は2年前には生きていたと思うのでしょうか。

毎年そう思うのでしょうね…。


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2017年04月19日

'17 誕生日

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たんたん誕生日ぃー。
昨日は濃いぃチョコレートケーキにワインでお祝いしました。

誕生日のお祝いか、母が夢に出てきてくれました。

外出から帰ってきたら母が洗濯物にアイロンをかけていました。
手際よくかけていく母に今の感覚で私は話しかけました。

『おかあさん、来たん?』

『うん』

アイロンのスチームの香りがします。
アイロンをかけては畳んでいく母。

混乱して錯覚を起こしそうになった私は尋ねました。

『おかあさん、死んでるの?生きてるの?』

すると母は答えました。

『生きてない』

やっぱりなー、と思って

『おかあさん、いつまでいてくれるの?』

と聞くとなんだかごにょごにょ口を濁すので

『え?なんて?』

と聞き返したときに目が覚めました。

ああ、誕生日に来てくれたんだー、と思ったら心が温かくなりました。
そして少し涙が出てきました。

たまに母が夢に出てくれます。
覚えているときと、起きたら夢がなんだったか覚えてないこともありますが
何だかとても安心出来てほんわかするときは、母が来てくれた気がするのです。

おかーさん、また来てね。
会いに来てね。

私から会いに行けないのかなー?


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2017年02月20日

最近のお気に入り

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以前、テレビでみたレシピ(?)。

レシピとも言えないなー。

ドライフルーツを刻んでヨーグルトに混ぜて数時間冷蔵庫で寝かせるだけ。

すると!

ドライフルーツがヨーグルトの水分を吸い込んで

いい感じのフルーツヨーグルトになるのです。

刻むのは面倒だけど、ジップロックに入れて冷凍しておいて

前の晩に一握りを混ぜ込んでおきます。

おいしーですよ。

ぜひぜひお試しを!



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2017年02月04日

平成29年立春

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この金曜日は朝4時半に目覚ましかけてご飯炊いて…
14本ほど巻きました。

前日に具は全て用意しておくのですがすし飯を作って出勤までに巻くのに
時間の制限があるので節分の朝は早起きです。

もちろんお昼のお弁当もこれ。
またもや父に『もう少し甘みを』と言われてしまいましたが
まあまあ、とのことでよかったです。
父に夜食べる分も持たせてミッション完了。

夜は炙った海苔で巻きたての巻き寿司をいただきました。
初めて巻きたてを食べた衝撃から、私は家で作る時は
自分の分だけはこうして食べます。

大急ぎで包丁を濡らして切り分けます。
そして紅生姜を少しのせて一つずつパクリっ。

炙った海苔で巻きたて。ぜひぜひオススメです!!

具を用意しすぎたので細かく刻んで火を通して
月曜日のお弁当はちらし寿司になりそうです。

もちろんこの巻き寿司は仏壇に供えて母にも食べてもらいました。
おかーさんの味とは違うけど我慢してねー。

最近よく夢に出てきてくれます。
何てことない世間話を夢の中でします。
本当にそういう会話が心の疲れを取ってくれます。
お母さん、ありがとうね。

今日から暦の上では春。

どんな人にもどんな状態の人にも季節は巡ってきます。

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2017年01月30日

高槻ランチ

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先週末、友人と高槻ランチしてきましたー。
シェフ一人で切り回す形態に変わっていてネットで前もってメニューを
予約すると100円引きとなるシステムも加わっておりました。

料理しながら接客は大変です。

とりあえず発泡ワインで乾杯。


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前菜はいつもの野菜たっぷり感はないものの手が込んでます。
スープもおいしい。


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一人で切り盛りしながらジャストのタイミングでサーブするの
本当に難しいですよね。


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お肉の焼き加減もちょうどよく、美味しくいただきました。


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最近は本当に食が落ちているのを実感するのですが
前菜、メインのお魚にお肉も完食でいただきましたー。
おいしかった。


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デザートは別腹。これにコーヒーがついて\2,500 です。

たくさん喋って食べて、これが何よりの気分転換。

昨日母が夢に出てきてくれました。

いつもは目も合わさずに話さない、認知症真っ只中の母だったのに
先日の母は喋ってくれました。

母のところにいくと『ああ、来たんか?』で始まり、
ゆっくり料理しだします。

作ったのを見たことのない『厚揚げと豚肉の中華風炒め』を
ゆっくり仕上げています。

『こんなの作れるの?』と私が聞くと

『ふん。買い物はまだ行かれへんからお父さんに行ってもらってて
レトルトのソース(Cook-Do)やったら箱の裏を見ながら作ってんねん』

すごいねー、お母さん。だんだん治ってきてるやん。

認知症が良くなるはずもなく
母はもうこの世にいないのに

でも向こうで母は再生していってるのかもしれません。
夢の中で話せたことが嬉しくて目が覚めたあとは
なんだかほっこりしたのでした。

お母さん、また夢に出てきてね。


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2017年01月09日

2017年になりましたー

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今年の年明けは家族でハワイに行ってきました。
始めの2日は曇りときどきパラパラ雨、って感じでしたが
残りの4日間はすっかり晴れて気持ちよかったです。
なんせ生まれて初めてのハワイ。
アメリカ圏。

中学英語もおぼつかない私でしたが、観光客が多いからか
みんな親切に辛抱強く耳を傾けてもらってコンタクトできました。

一人だったらなにかと身軽なのですが家族と一緒となると
結構大変です。小さなトラブルや不手際があったけれども
まあ無事に全員帰国でしたのでよかったかな、と。


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もちろん母も連れて行きました。
ホテルの部屋から見えるダイヤモンドヘッドに写真を向けて
父が『おかーさん、ハワイやでー』と話しかけていました。
家族が全員で夕食をとる際には母も一緒に同席しました。

おかあさん、生きてるうちに一緒に行きたかったね。

『海外はお父さんと一緒でもトイレやちょっとしたことで一人になって
不安やからあんたが一緒に行ってくれたら…』と何度か言われていたのに
『そうね、そのうちに』と軽く流していた自分に後悔です。

無理してでも行けばよかった。

買い物に観光に、弾ける姪っ子たちを見ながら
どうして自分は同じように気持ちが高揚しないのかな、と
考えていました。

やはりまだ気持ちは落ちたままなのだと気付きました。

ちゃんと仕事行って、ごはん食べて、寝て、
友人と喋って笑って、遊んで、
こうして旅行も行って、

でもまだ心から楽しめない自分がいるようです。
時間とともに薄れていく感情と、時間とともに大きくなる思いが
あるようで。時が解決してくれるのでしょう。きっと。

帰ってきてすぐに仕事。
そして昨日と今日は二連休のお休みでした。
やっぱりちょこっとこういうの食べたいな、と作ってみました。


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それぞれ別に順番に炊く気力はなかったので筑前煮と


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高野豆腐の炊いたんに、筍の炊いたん、そして牛肉の八幡巻き。


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父の分も作って取りに来てもらいました。

休み明けからまた頑張りましょう。

最後になりましたが…

みなさま、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
みな健康で、いつも当たり前のようにしていることを
当たり前のようにできますよう。



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2016年12月25日

掃除機のsouちゃん。

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先日、ネットで見つけた自走式の掃除機。
埃を吸い込みながら拭き掃除もしてくれるというもの。
割り引きで6千円しなかったので買ってみました。

段差と絨毯が苦手らしいので危ない部屋(?)はドアを閉めておきます。
掃除機のsoukichiくん、と名付けました。
機嫌よく動いていたかと思うと…ウィンウィンウィンと同じところで
立ち往生している音が。
見に行ってみるとコードに絡んでいたり、段差に乗り上げていたりで
手がかかります。

『どうしたん?あらあら、絡まってるの』

『ほらまた、こんなとこに行くから動けなくなるんやで』

それでも健気に動いているのを見ると何だか可愛くなってきました。

キッチンで炊事している私の足元にコツンコツン、と当たってきたら
『はいはい。後でね。向こうに行っておいで』なんて言ってみたり…
犬じゃないってば。

掃除機でも話し相手になるんだから、SONYの犬型ロボットなんて
家族の一員になったことでしょう。

1時間もしたらランプが点滅して動かなくなります。

『あら。お腹空いて動けないの?はいはい。一杯食べましょうね』

コードをつないで充電してやるのでした。

souちゃんのおかげで週末に近づくにつれ
廊下をコロコロしてくる埃を見なくなりました。
頑張れ、souちゃん。


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2016年10月24日

姪っ子20歳記念・ホテルステイ

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姪っ子が二十歳になりました。
幼い頃はG.W.、夏休みとよく泊まりに来ていたっけ。

お祝いにホテルステイをプレゼントしました。

去年の今頃に母と行ったのが最後だったっけ。
もう行くことないのかなーって思ってたけどこういう機会がありました。

母もこうして椅子に座って飽きることなく海を見ていたっけ。

いかん。また泣いてしまう。

チェックイン後はラウンジで休憩してその後は館内のエステ。

人生初のエステ体験だとかで、少し緊張気味でしたが
施術が進むにつれリラックスしていったようです。

せっかくだから私も久しぶりのエステ。

しかーし。

やっぱり二十歳の肌の仕上がりは素晴らしく、搗き立ての餅のような
キメと白さ。おばちゃんはこうはいかない。

それでも手触りが格段に良くなったので私にしては満足、満足。

夕食は館内レストラン。
朝食は部屋に運んでくれます。


ぴかぴか(新しい)ラグジュアリーな二日間ぴかぴか(新しい)だと姪っ子は大喜びでした。


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私にもこんなおばちゃん、欲しかったなー。

ベッドに横になりながら夜景を撮っていたら部屋の中の椅子が映り込みました。

ふと私がつぶやきました。

『もしかして、この椅子におばあちゃん座ってたりして』

『きゃー、うそやろー?…でも、おばあちゃんやったら怖くないわ』

『そうやね、怖くないねー』

おかーさん、実は来てたんじゃない?
大好きな孫の二十歳のお祝いに。


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2016年10月02日

父の読書

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とうとう10月になりました。
あと三ヶ月で今年も終わり?
早いものですねー。

今日も父とデートでした。
って、『スーパー買い出し&掃除&一緒に晩御飯』コースです。

『今日の晩御飯、何にするー?』

『そうやなぁ…』

なんて言いながらスーパーへ出向き、食べたいものがあれば
それを買う、というパターンなのですが、今日は父が

『すき焼き食べたい!』

というのですんなり決定。

父は中国産ですが松茸も買い込んでおりました。


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湯豆腐とかうどんすきは何となく一人でも作るのですが
すき焼きは…やっぱり誰かと一緒でないと作れません。

父も同じ思いらしいです。

すき焼きの時は父の周りに調味料と水と具材を置きます。
勝手に作っていってくれますので私は野菜を切るだけで
楽チン!

ただ、父の鍋作りはせわしなく…
ずっと強火でがんがん材料を入れていきます。

父の勢いに押されて食べ過ぎてしまったかもあせあせ(飛び散る汗)



さて。

ここ数年で父はかなりの読書家になってしまいました。
母と一緒に過ごしている頃、何かちょっとした時間に
読む本はないか?と言われ、うちの本棚にあった文庫本を
手渡したのが始まりでした。

ちょうど好きで買っていた『江戸物』に父もどっぷりはまり、
私の持っていた様々な本を読破し、やがて自分で本屋さんへ
足を運ぶようになりました。

そこで父が見つけたのは『佐伯泰英』さんの作品群。

居眠り磐音シリーズにまずはまりました。

そして鎌倉河岸捕物控シリーズ、密命シリーズを大人買いしてきます。
シリーズの出ている本を二十数巻いっぺんに買ってくるのです。
面白くて先がどうなるか気になって、すぐに次々と読み進めたいからです。

今は吉原裏同心に夢中のようです。

先が早く知りたくて飛ばし読みをするからか
最終巻まで一度読んだ後でまた一巻から読み返すと
新たな発見があるそうです。

歳をとって新しい趣味が見つかるのもいいですね。

そして歳をとってもうひとつ良かったことは…

読んだ内容をマッハで忘れてしまうから、読み返しても
新鮮な気持ちで読めるのだそうです。

それって…いいのかなー?





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2016年09月25日

お彼岸も終わり

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シルバーウィークといわれている秋のお彼岸をはさんでの連休が
終わろうとしています。

父の誕生日祝いにこの連休中、よく母と3人で通ったお店に
(母が亡くなってから初めて)伺いました。

母との外食には必ずビニル袋とティッシュ、ウェットティッシュ、
キッチンバサミが必要でした。
噛み切れなかったものの回収や食べこぼしを拭いたり、鼻を擤んだりするのと
食べやすい大きさにカットするのにそれぞれ使うのです。

そこまでして外食しなくてもいいのかもしれませんが、そのお店に
伺うと本当に嫌な顔せず迎えてくれました。
母もそこに行くと食が細くなっていてもモリモリ食べてくれたのでした。

どうも、そこのご主人のお母様とうちの母と面差しが似ているとのことで
親近感を持ってくださっていたようです。

食後、持ち帰ろうとしたゴミの入ったビニル袋も
『そんなんこっちで捨てておくから!』と奥様がいつも明るく奪い取って
くれました。

そんなお店だったから、母がいなくなった報告を兼ねて一度行かないとね…
と父と話していたのですが、あまりに浅い時期に行くと父が
『泣いてしまう!』というので少し時間を置いておりました。

父の誕生日ということで伺うことができました。
もちろん母も(写真ですが)一緒に行きました。

お店に入るなり『おかあさんは?』と聞かれて、私が写真を指して
『連れてきましたよ』と答えるとすぐに察しられたようです。

『予約がお二人、というのでなんでやろう?って思ってたんですわ』

ご主人も奥様も驚いていらっしゃいました。

なんと奇しくもずっと療養中だったあちらもお母様もお亡くなりになっていた
のだそうです。それも母と同じ月に。

寂しくなりますね…としんみりしながらも、しっかりお食事堪能させて
いただきました。

店を出ると奥様がお見送りに出てこられて渡されました。


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いつの間に手配されていたのでしょう。
そのお気遣いに感謝しながら帰路につきました。

そしてお彼岸。
いつものお膳に少しずつ盛りつけます。

切り干し大根、小芋のたいたん、高野豆腐、出し巻き卵。


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卵が入っているから精進料理ではないけど、出し巻き卵は母が好きだったし。
ご先祖様もそんなに頓着してないだろー!と勝手に思ってお供えしています。

もうすぐ4回目の月命日です。
代わり映えしない内容になるかもしれないけど、おかあさんごめんね〜!

変則連休の最終日。
部屋でゆっくり刺繍を続けます。。。




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2016年08月12日

初盆

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今日は初盆の法要。
昔はご近所さんや親戚が集まって大変でしたっけ。
幼い頃の記憶では、たくさんのお客さんがいて、
お膳の準備して、炊き出しして、いっぱい座布団出して、
終わったら終わったで、たくさんのお供え物をばらして
分けてきてもらった人のお家に届けるという大変さ。

もちろん、今日は家族だけで行いました。
だかららくちん。

仏膳を出してきて精進料理を盛り付けました。
このお椀には煮物、これには漬物、などと決まっているようですが
私は適当にさせてもらってます。

いちおう月命日とこういうイベント時にはお膳を作っています。

夏なのでそうめんと、定番の切り干し大根、南京の炊いたん、
ひろうすの炊いたん、高野豆腐の炊いたん。

お膳には少し盛り付けるだけだけど、作るのは普通の量。
なので残りは父と弟家族の胃袋に入ります。

おかーさん、食べてくれたかな。

今年は母が迷わないよう、いつもはしたことがない
(祖父の時に一回しただけの)迎え火を焚きました。
ちゃんと帰ってきてくれたかな。

もっともっと色々なことを聞いておかないといけなかったと
痛感します。

仏膳しかり、迎え火しかり、でも私流であっても心を込めて
いたらいいのかなーなんて都合よく考えてます。




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2016年08月11日

過去帳に記入

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明日は初盆法要。

やっと仏壇の過去帳に母の戒名と俗名などを書き入れました。
久々に墨を擦ります。
思いっきり濃くします。

ああ。最近めっきり筆を持つことがなくなってしまって
ああ…めちゃくちゃ下手くそやんか!!!

おかーさん、ごめんなさい。

明日は迎え火を焚きます。
もう認知症はなくなってるかな?
ちゃんと帰ってこられるかな?

むこうから初めて帰ってくる日。
待ってるね。

父の住居スペースは充実してきて整理もほとんど完了。
徐々にしなくてはいけないことがなくなってきて
(母の手作り工房の整理は夏の間はできないので)
寂しさがぐっと迫ってきました。

もう、大好きだったうちのお風呂に入ることはないんだよなー。
なんて思うと風呂に入る度に涙が出てきます。

先日夢に母が出てきました。
私と一緒に露天風呂に入ってました。

あいかわらず会話は噛み合いません。
母がバランスを崩さないよう支えながらものんびりお風呂に浸かりながら

おかーさん、長生きしてやー、

と私が言うと

うーん。

母が答えます。

おかーさんは生きてくれてるだけで
私の支えやねんで。

うーん。わかってるー。

そんな会話をしながら、私は

…でもおかあさん、死んでしまったやんか。

と知っていた。




目が覚めて泣きました。

まだメソメソしてるのか、と呆れられるかもしれません。

ちゃんと仕事しています。
ちゃんとご飯食べてます。
普通にみんなと話します。

でもまだまだダメです。




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2016年07月25日

マリオケ 10回目のコンサート

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先日、毎年の恒例になっているコンサートに行ってきました。
いつもチケットを手配してくださる友人に感謝です。

毎年毎年、磨きのかかった演奏になっていってるのがよくわかります。
仕事の合間を縫って練習してこの日を迎えるオケのメンバーの努力と
その成果を尊敬します。

コンサートへ向かう前にこれも恒例のランチです。
今回は大山崎のレストランへ。

まずは…。


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凝った5種の前菜でした。
今回のメニューはどちらかというと魚介に傾いていたかな。
手の込んだ仕上げです。おいしー。

パスタは二種類から選べますが、これも『貝柱と桜海老の和風パスタ』か、
『あさりのトマトソース』のどちらかなので、これも魚介です。
私は写真の小さな貝柱のを選択。

生のパスタがもっちもち。


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メインはこの一品。
鯛のローストにスパイスの効いたソース。
そしてゴボウをカリカリに素揚げしたトッピング。


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デザートは4種。
どれもおいしー。
桃のソルベはこの時期、ほんとに嬉しい!

ああ、桃のスープ飲みたい…。


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最近、とくにお酒を飲めなくなった桐子さん(仮名)。
いつもだったら二人でゆっくりボトルを空けるのですが…

彼女の飲み分が少なくなったとはいえ、私のその分飲んだとして…
そのあとに控えているマンドリンの音色で熟睡しても困ります。
そんな状態ならイビキも怖いしー。

なのでグラスワインで我慢。我慢。
おかわりしたけど!

翌日の日曜は父の家に行ってきました。
先週は四十九日で行けなかった分、それだけ汚れもたまっておりました。

トイレにキッチン、洗面所を掃除しながらお昼ご飯とティータイムと
晩ご飯をこなします。

気の済むまでは…やはり無理。
まあ、徐々にいくことにしましょう。

そして徐々に引きこもりがちでも、外に出かけるように
心がけていかなきゃな、と思いました。


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2016年07月21日

まだ…なんだかなぁ…

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この時期、本当に仏壇の花が傷む傷む。
でも新米のホトケさんの母には綺麗な花を供えたくて
なるべく切らさないように準備します。

うちでは写真立ての中の母にいつも話しかけています。
たまにこうして小さなお花を供えます。

今日、クリーニングの引き取りにいつものおじさんが来てくれました。
何にも知らないおじさんがたずねました。

『最近、おかあさんは元気ですかー?』

ぐっとつまって私はこの5月末に母が逝ったことを伝えました。

そうなのー。寂しいねー。

おじさんの言葉にまた涙が出てきました。
ここのところ、やっと泣かなくなっていたのに
まだダメですね。

しばらく癒えることがなさそうです。



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2016年07月03日

おかーさん、会いたいよ。

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梅雨の中休みのいいお天気です。
気持ちのいい風が部屋に入ってきます。

先日、新しくなって初めてフェスティバルホールへ行ってきました。


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平原綾香さんのコンサートでした。
行こうかどうしようか迷っていたけど
行ってみてよかった。


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彼女の歌声に癒されました。
少しは心のリハビリになったかな。

今日、冷蔵庫にずっと残っていたチョコレートを食べました。


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母が来た時に食べさせてやろうと思っていたホワイトチョコ。
機会をうかがっているうちに…残ったままになってしまいました。

おかーさん、私が代わりに食べましたよ。
美味しかったよ。

母はまだ夢にも出てきてくれません。
おかーさん、早く会いたいよ。

こちらから会いにいけたらいいのにな。

生きていくことにつくづく嫌になったときは
猛烈に母に会いたくなります。
生きていてくれるだけでそれだけで私の支えだった母。

いなくなった今。
途方にくれます。

でもまだ私には父がいます。
父のやもめ暮らしを支えることが今の私の務めです。

人生、最初で最後の一人暮らしを始めた父。
ちゃんとサポートしなくちゃな。





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2016年06月18日

やっと…

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私がまだ20代だった頃、母と一緒に京都の寂庵へ行ったことがあります。
それからしばらく寂庵便りという新聞のようなものを定期購読しておりました。

いつの頃だったか、その寂庵便りに抽選で何名かに手彫りの仏様のプレゼント、
というのがありましてそれに母は応募したようです。

応募したことも忘れていた頃、ある日母は夢を見たそうです。
光が空から降りてきて手で受けるとそこに小さな仏様が乗っていた、
そんな不思議な夢をどうして見たのだろうと思っていたら
この仏様が届いたと。

何でも、盲目の仏師さんが彫られた『十一面観音』だとか。
手のひらに乗せるとなぜかほんのり温かいのです。

母はこれをお守りにしてずっと肌身離さずに持っていました。
自分の体が辛いとき、これをさすっては祈っていましたっけ。

『自分がいなくなったら次はお前がこれをお守りにしなさい。
 これと一緒にお前を守ってあげるから』

そう言われていたのですが母の遺品整理してもどこからも
出てきません。

誤って捨ててしまったのかと諦めかけていました。

今日、ずっと母の元に世話をしに通ってくれていた伯母が
『見つかったよ!』と私に渡してくれました。

伯母の荷物の中に母が入れていたようです。
晩年の母は突拍子もないところへ色々なものを詰め込んだり
していたので、こんなことになったのです。

古くなったコマ付きのバッグを庭で燃やそうとしたときに
『あ。何か入っている!』と伯母が中を探ったら出てきたと。

よかった。燃えてなくなるところでした。

やっと私のもとにやってきてくれたお守り。
大切にしますね。おかあさん。

明日は第三日曜日。

先月までは母がやって来ていました。
もう来てくれません。

もう来てくれません。

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2016年06月05日

とにかく体を動かします



今日は朝から父とスーパーへ。
お互いの買い出しをしてから父のところへ出動です。

母の着ていたものでもらってもらえるもの、そうでないものを分けます。
そしていらないものはゴミ袋に入れます。

一週間前、母はここにいた。
そう思いながら母の履いていた靴下をゴミ袋に入れていたら
涙が出てきます。

袋物が好きだった母のバッグ類はすごい数です。
誰かに使ってもらえそうでないものは処分します。
処分する前にやることは…ポケットの中の確認です。

やたら何かを仕舞い込む癖があった母だけに、色々なものが
出てきます。一円玉。クッキー。メガネ。

家具の隙間からカレンダーを丸めたものが出てきました。
そこにマジックで何か書かれています。

『重要な品すてるな』

何だろうと開けてみると母の完成した刺繍作品でした。

『おとうさん、これの額作って飾ってやろうね』
『そやな』

お昼はスーパーで買ってきた出来合いのお寿司で済ませたので
夜は普段の父が食べられないものを作ろうと思いました。

母の作った煮込みハンバーグが大好きだった父。

母の味は再現できないけどとりあえず美味しいものは作れます。
煮込みながら作業を続けます。

たまに残していたものを読んで涙が出てきますがともかく
体を動かします。

食後のデザートのメロンはおなか一杯で食べられないとのことでしたが
うすく切ったものを母の写真の前に置きました。
『おかーさん、大好きなメロンやで』

『おとーさん、おかーさんが食べた後にこれくらいだったら
 食べられるでしょう?』
『そやな』

食器を洗ってしばらくして

『おとーさん、おかーさんがもう食べたやろうから
 メロン食べたら?』
『そやな』

亡くなる二週間前にカットに行き、
亡くなる5日前までデイサービスに行き、
亡くなる4日前にメロンをモグモグしてくれた母。

きっと部屋で色々なものを処分している私たちに
『そんなん置いておいたらいいのに』
『それも捨てるの?』
と怒ってるやろうね、と父と言い合いながら
今日の作業は終了。

帰ってきたのは夜の8時過ぎでした。
しばらくはこんな週末が続きそうです。






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2016年06月03日

おかあさん、またね。

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母が逝きました。

風邪を引いてからほとんど食べることが出来なくなり、
言葉もほとんど発せなくなりました。

かかりつけの病院での点滴では一時しのぎにしかならず、
入院先を探しましたが満床。

父が、さいごまで家で看取る、と決めました。

口に食べ物を入れても歯と唇の間に留めてじっとしています。

『もぐもぐして!おかあさん、お願いやから』

『おかあさん、ごっくん、ごっくん、やで!』

飲み込めません。噎せて(むせて)何度も吐き出します。

背中をタッピングして収まったらまた食べ物を口へ運びます。

スプーンいっぱいのお粥を食べるのに2時間かかりました。

それでも何か食べてくれたら、と祈る気持ちでした。

先日も仕事を早めに終えて母の元へ行きました。

『おかーさん、来たよー』と声をかけながら母の枕元へ行くと
眠っているようでした。

『さっき水を含ませたんやけどな』と父がリビングからやってきました。

『あ、あかん!』と父が言いました。

朝から少し荒い息をしていたのが止まっていました。
脈も止まっていました。

うそや、うそや、うそやろ?
おかあさん、うそやろ?

おかあさん、おかあさん、

何度呼びかけても母は起きてくれませんでした。

調子が悪くなり、起きられなくなって数日のことでした。
お通夜、告別式とあっという間に過ぎていきました。

まだ信じられません。
第三日曜の早朝にまた父に送られてやってきそうです。
まだうちの廊下をトコトコと歩いていそうです。

おかあさん、おかあさん、

本当に眠っているような母に何度も話しかけました。
本当に綺麗な顔でした。
さいごのお別れの時に『おかあさん、またね』と声をかけました。

また会いたいよ。おかあさん。
ふざけたりケンカしたりしたいよ。
もっともっと世話するつもりやったのに。

まだ心の整理がつきません。
少しでも気持ちを整えようとブログを書いてみましたが
ダメですね。

まだまだダメなようです。


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